OSEAN STAGEのトリを飾るのは、PHARRELL王子。セット・チェンジで「Billionaire Boy’s Club」のTシャツを着たPHARRELLのイラストが現れただけで大きな歓声があがる。イラストとお揃いのロゴが入ったトレーナー姿のPHARRELLが現れると、満員のフロアは悲鳴に似た歓声で彼を迎えた。ブリンブリンのシルバーのネックレスは思いのほか邪魔だったのか、1曲目の途中で外してしまった。ドラム2台、ギター、ベース、キーボード、ラップトップ&2MCというバンド編成で、ヒット・チューンをサクサクと披露していく。 ロック色の強いラウドなチューンを2曲続けて歌い終えた時だった。ついに王子が上半身裸に! スクリーンいっぱいに映し出される鍛え上げられた上半身に、黄色い歓声はより一層ボリューム・アップ。そして「これは全ての女性たちに捧げる曲だ」というMCをはさみ、PHARRELLがヒューマン・ビート・ボックスを始めた。そこへドラムのビートが徐々にリンク。ラストを飾るのは「She Wants to Move」! 強さを増していくビートともに、フロアももはや沸点寸前!!……と、PHARRELLがバンドに向かって演奏を止めるように指示。そして観客の方へ向き直すと「ジャンプの準備はできてるのか?! ジャンプするんだぜ!!」とSHOUT OUT! 焦らされた分だけ会場は一気に爆発!! ステージ上でジャンプする度にズリ下がるジーンズをせり上げていたPHARRELLだが、むしろそのままズリ落ちてくれればいいのにと思った女子は私だけではないはずだ。

SET LIST
○CAN I HAVE IT LIKE THAT
○MAMACITA
○DAMN
○LIQUID SWORDS
○YOU CAN DO IT
○BABY
○MEDLEY
○FRONTIN
○BRAIN
○SHE WANTS TO MOVE
○ROCKSTAR
○LAPDANCE
○HOW YOU FEEL