OCEAN STAGEの幕開けを飾るのはUK出身のニュー・カマー・アフロ……もとい、ネイト・ジェームスだ。「コニチワ、ジャパーン!!」というファットな女性コーラスの掛け声とともに、ダメージド・デニムにスニーカー、Tシャツにジャケットというラフな爽やかスタイルで登場。クマのぬいぐるみのような笑顔で歌う彼から発せられるハッピーなヴァイヴスに引き寄せられた人々が、どこからともなく続々とフロアに集まってきた。ギター、ドラム、キーボードにコーラス2人という生演奏スタイルが、その人懐こくファンキーなヴォーカルを際立たせ観衆の心をわしづかみにする。40代の夫婦とおぼしき男女がノリノリでステップを踏んでいるすぐ後ろで、ゴリゴリのウエッサイ・スタイルで身を固めた男子がビール片手に体を揺らしていたのが印象的だった。“ソウルの未来を握る男”、そのキャッチ・フレーズに偽りなし!

SET LIST
○SHAKE OUT
○FUNKY LOVE
○THE MESSAGE
○UNIVERSAL〜SUPERSTITION〜(MEDLEY)
○SET THE TONE
○GET THIS RIGHT